茨城・債務整理相談センター
司法書士越智法務事務所
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債務整理を辞任された場合の対処法
債務整理を依頼していた事務所に手続きを辞任されてしまった場合、どのように対応すればよいのでしょうか?
再度、別の事務所に依頼できるのかなど、気になる点について詳しく解説します。
1. 債務整理が辞任されるケースとは?
辞任とは、債務整理を依頼していた司法書士や弁護士が手続きを中断し、契約を終了することをいいます。主に以下のような理由で辞任に至ることがありえます。
・依頼者と連絡が取れない場合
・費用の支払いが滞った場合
・毎月の返済金の入金が途絶えた場合
これらの状況では、司法書士・弁護士は債権者への対応が難しくなるため、やむを得ず債務整理を辞任するケースがあります。
2. 辞任後に起こること《督促が再開される》
依頼先の司法書士や弁護士が辞任した場合、債権者には辞任通知が送付されます。この通知を受けた債権者は、直接債務者に連絡や請求することが可能になります。その結果として
和解前の場合:一括返済の請求が来ることになります。
和解後の場合:和解契約に基づく返済が延滞している場合、同様に一括返済を求められることがあります。
3. 辞任された場合の対処法
辞任された場合、まずは状況を正確に把握することが重要です。
以下のケース別に対応策を見ていきましょう。
(1) 和解前に辞任された場合
この場合、債権者との和解が成立していないため、一括返済を求められることが多いです。したがって、別の司法書士や弁護士に再度債務整理を依頼して、手続きを再開することになります。
(2) 和解後に辞任された場合
和解後に返済が再開されている状況(返済の代行も依頼している場合)で辞任された場合、以下の状況が考えられます。
・2か月以上の返済延滞がある場合
別の司法書士や弁護士に依頼して再和解を目指す。
・2か月未満の延滞の場合
和解契約に基づき、ご自身で債権者に返済を継続することも可能です。
4 別の事務所に依頼する際のポイント
再依頼を引き受けてくれる事務所を探す際には以下の点に注意が必要です。
・過去の辞任理由を正直に説明する
・費用支払いや返済計画を明確にする
・依頼後は連絡をしっかり取り合う
債務整理手続き途中の辞任であっても、再度の債務整理や再和解の依頼に応じる事務所もあると思います。ただし、前提として連絡や費用の支払いをしっかり行うことで信頼関係を築くことが重要になります。
まとめ
債務整理の手続き途中で辞任された場合も、あわてる必要はありません。再度、現状を正確に把握し、適切な専門家を見つけることで解決できます。
当事務所でも再和解や債務整理の再依頼が可能ですので、お困りの方は一度ご相談ください。
執筆:司法書士越智研介