ポケットカードの任意整理対応

ポケットカードは、「ファミマTカード」などを発行する大手のクレジットカード会社です。旧ファミマクレジットを吸収したことによりカード会員数は約500万人近くになりました。その他に「マイカルカード」「P-oneカード」などのカードも発行しています。
債務整理(任意整理)に関しては、基本的には協力的な対応をしてもらえます。任意整理を行った場合には和解日までの利息を付加して和解するケースが多いですが、今後の利息をカットすることは問題なく可能です。
分割払いの回数は、5年(60回払い)以内が基準になり、それを超える期間での分割に応じてもらうのは難しいという印象です。

  ポケットカードの任意整理の対応
分割回数 原則は5年の60回分割払い以内
5年を超えるの期間での分割は難しい。
利息の免除 基本的に利息を免除してもらえます。
和解日までの利息は付加するケースがあります。

ポケットカードの任意整理の事例

ポケットカード
任意整理前の毎月支払い額:2万5000円
任意整理後の毎月支払い額:1万円(月々1万5000円の減額)

ファミリーマートをよく利用していたAさんは、Tポイントが貯まるということでファミマTカードを作りコンビニでの買い物などに使っていました。
はじめは、少額ののクレジットカードの使用でしたが、利用限度額が徐々に大きくなり、2年後には60万円ほどの残高に増えてしまいました。他にもクレジットカードなどの支払いもあり、返済が困難になったAさんは任意整理を行うことになりました。
ポケットカード(ファミマTカード)の任意整理を行った結果、それまで月2万5000円だった支払い額は、月々1万円にまで減り、今後は利息はカットされて60回の分割の支払いで良いということになりました。