オリックス銀行は比較的新しい銀行で「オリックス銀行カードローン」というカードローンを発行しています。「オリックス銀行カードローン」は主にオリックスクレジットを保証会社とするカードローンで、平成22年に貸金業法が改正されてから年収の3分の1以上の貸付けを消費者金融業者はできなくなった為、その規制の適用外である銀行のカードローンとして利用される方も増えていると思います。
オリックス銀行のカードローンも債務整理（任意整理）を行うことは問題なく可能で、その場合はオリックスクレジット（又は新生フィナンシャル）が保証会社として代位弁済（銀行に対して代わりに支払う）がなされ、債権者はオリックスクレジット（又は新生フィナンシャル）に変わることになります。

元々クレジットカードでのキャッシングやショッピングを利用し、自動車のローンも組んでていたＡさんは、貸金業法の改正（年収の3分の１までの借入れ）により借入れができなくなり、生活費のやりくりがかなり厳しい状況になってしまいました。そこで、借入制限規制の適用外であるオリックス銀行のカードローンでキャッシングを行いましたが、その後、他の銀行からも同様にキャッシングを続けたため、支払いができなくなり、債務整理（任意整理）を行うことにしました。
オリックス銀行の任意整理を行った結果、保証会社のオリックスクレジットに対して月々1万6000円を無利息で60回分割（5年）の支払いでよいということになりました。