茨城・債務整理相談センター
司法書士越智法務事務所
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ダイレクトワンの任意整理対応
ダイレクトワン（旧社名：丸和商事、ブランド名：ニコニコクレジット）は、2011年に経営難に直面し、民事再生法の適用を申請しました。その後、スルガ銀行の経営再建を条件に再生計画が認可され、社名を現在のダイレクトワンに変更しました。
債務整理（任意整理）に関しては、基本的に協力的な対応をしてもらえます。任意整理を行った場合には利息をカットすることは問題なく可能です。
分割払いの回数については、5年（60回払い）以内が基準になります。事情により、それ以上の分割回数も検討してもらえる余地のある会社です。
| ダイレクトワンの任意整理の対応 | |
| 分割回数 | 原則は5年の60回分割払い以内 事情によっては、上記以上の分割回数を検討。 |
| 利息の免除 | 基本的に利息を免除してもらえます。 |
ダイレクトワンの任意整理の事例
ダイレクトワン
任意整理前の毎月支払い額：4万2000円
任意整理後の毎月支払い額：2万2000円（月々2万円の減額）
山田さん（仮名）は、インターネット広告を見てスルガ銀行グループのダイレクトワンでキャッシングを申し込みました。以前から他社のクレジットカードを利用してキャッシングやショッピングをしていたため、利息や手数料の支払いが重くのしかかり、生活費の管理が難しくなっていました。山田さんは返済の負担を軽減するため、ダイレクトワンを含めた5社の借入先に対して任意整理を行うことを決意しました。
ダイレクトワンについては約130万円の残額がありましたが、任意整理を行った結果、毎月の返済額は4万2000円から2万2000円に減額され、無利息で60回（約5年）の分割払いが認められました。これにより、山田さんは生活費のやりくりが楽になりました。
利息０％に応じない業者の増加？
近年、任意整理手続きを行う際、将来の利息を付けた契約でなければ和解に応じない金融業者が増えてきています。これまでは基本的に将来利息のカット（和解後の利息0％）に応じていた金融業者が、会社の方針返還により、今後は将来利息を付加した内容でないと和解に応じられないというケースが増えてきています。
今後も、このような業者がさらに増えると予想され、任意整理において和解交渉の条件悪化を懸念しているところです。
このような業者の任意整理対応の状況の中なので、任意整理を考えている方は、早めに相談されることをお勧めいたします。
